TPMSとは?

TPMS (Tire Pressure Monitoring System / タイヤ空気圧モニタリングシステム) は、タイヤ内部の空気圧(および温度)を継続的に測定し、空気圧の低下や高温などの異常を検出した際に、警告を発するシステムです。システムには、直接式と間接式の2種類があります。

(注)タイヤ関連の異常(例:パンク、スローリーク、バーストの予兆 など)を即座に検出し、警告を発することで、その異常を知らせます。ドライバーや車両管理者による車両の安全管理を支援するためのシステムであり、タイヤ関連の異常の発生そのものを防ぐシステムではありません。

直接式TPMS

各タイヤに取り付ける空気圧センサー(ホイール取付式、バルブ一体式など)により、タイヤ内部の実際の空気圧を測定します。測定したデータは、電波による無線通信によりシステム内で伝達されます。使用されるハードウェアは、車型と各TPMSメーカーによって様々ですが、(1) 空気圧センサー、(2) 受信機(または中継機)、(3) 表示器(兼受信機)を組み合わせたシステムが広く普及しています。

間接式TPMS

車両ABSの車輪速センサーを使用し、タイヤの外径と回転数の変化から、タイヤの内圧低下を検知します。他のタイヤと比較した相対的変化を元に、該当するタイヤの内圧低下を判別する点が「間接式TPMS」の特徴です。

直接式 / 間接式TPMSの比較

直接式TPMS 間接式TPMS
利点 精度が高い(実際の内圧を測定するため) ハードウェアを追加する必要がなく、直接式より低コスト
難点 センサーの電池が切れた場合、センサー一式の交換が必要
(間接式より高コスト)
精度が低い
(回転速度差や各輪の内圧差で空気圧を計算するため)

なお、タイヤローテーション時の再設定など、定期的なシステムメンテナンスが必要な点は、「直接式TPMS」「間接式TPMS」の両方に共通しています。世界的なシェアについては、「直接的TPMS」が占める割合が約99%と圧倒的です。